「人生は自分次第」や「思考が現実になる」
っていう本がたくさんありますが、
あなたはそれについてどう思いますか?
思考は現実になりますね。
「こんな自分じゃ幸せじゃない」
「自分にはあてはまらない」
「うまくいかないだろう」
「ネガティブ思考から抜けられない」
など考えていると、
生活がその通りになります。
そうでしょ?
「出来ない」
「ダメだ」
「不安だ」
「辛い」
考えていれば、その通りになりますね。
カウンセリングの場面でもそうです。
こちらが新しい思考や行動の提案をすると、
「でも、、、」と切り返してくる人がいます。
変化を起こすためにできる新しい事を否定してまで、
「そうであっても自分は出来ない」とか
「そう思ってもすぐネガティブになる」とか
ネガティブになれる道筋ばかりをイメージするんですね。
だから、
あなたはどうしてそんなにネガティブに留まりたいのですか?って聞くと、
「まさか!私はもうこんな自分をやめたい」って言うんです。
言葉のチョイスがすべてネガティブになっているの分かりますか?
そして、こんなネガティブになってしまう自分をやめたいけど、自分じゃできない。って、自分自身を手放してしまっている。
「じゃあ、現実を見ましょうね。あなたの今の生活はこうで、それに対しての思考はこうで、、、」
なんて話していると、たぶん聞いてないし、自分の世界で考えていてどんどんネガティブになる。
それで、
「でも先生、私は出来ない。今までもそうだった、、、」みたいになっちゃう。
そういう人に限って、現実が見えていない。
足元を固めるために、毎日できることをやりましょう。と計画しても、
次にカウンセリングに来た時にしていない。
「2,3日やったけど続かなかった。それよりこの不安感を早くどうにかしてください」と言う。
おかしなことが分かりますか?
「それより」ではないです。これより重要なことはありません。
毎日こつこつやることが自分自身を作る事なのに、
そんなことはどうでもいいから早く良くしてくれと言う。
階段を一段一段上らないと上の階まで行けないのに、
どうにかして一番下から一番上まで行きたいという。
「あなたは蝶々なんだよ。海で泳ぐとこは出来ない。でも、あなたは空を飛ぶことができるんだよ」と言っても、
「そうですか,分かりました。それは分かっているんですが、海で泳ぐにはどうしたらいいですか?」と聞いてくる。
分かってない。
自分自身の事が見えていない。
蝶々なのに海で泳ごうとするから辛い。
今の現実の自分を受け入れることが大切です。
でも、もしも変わりたいなら、現実的に対応しなきゃならないんです。
「私は辛い。どうしらいいですか?」と聞くだけではなく、
それに対して、医者やカウンセラーがどんなこと言ったのか、
そしてそれをどう実行したのか。
実行してみてどうだったのか?
一度や二度や三度や四度だけじゃないです。
繰り返し実行するのです。
ネガティブなことや、体が動かなくなるほどの辛い思考は、
何度も何度も繰り返していて、だいぶ強化されているので、
そこはもう強化しなくて大丈夫です。
何年も緊張状態や不安を抱えていたり、
自分を抑えているとそれが当たり前になって、なかなかそこから抜け出せない。
それももう、あなたがネガティブ思考をやめられなかったりすることで立証されていますよね?
よね??
だからそれと同じこと。
安心、安全、穏やか、幸せ
このような思考の中にいると徐々にそのようになっていきます。
一度や二度や三度や四度だけではなく、何度も考えるのです。
思っていることは実現します。
「私はこうなりたい」じゃない。
「私はこれでいいんだ。幸せだ」です。
蝶々は海で泳げません。
空をヒラヒラ飛んだり、花の蜜を吸ったりして生活します。
私は蝶々なんだ。こんなふうに生きられて幸せだな。
と思うことが土台です。
あなたはどんな生活をしていますか?
どんな性格ですか?
好きなことは何ですか?
自分にたくさん質問して、自分自身を知って下さい。
そして、幸せな生活を維持するために出来ることを探して実行していくのです。
幸せな生活のために必要なことを何度も繰り返すのです。
一人では難しい時は、カウンセリングなど利用してください。
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