認知行動療法の技法の1つに認知再構成法というものがあります。
認知行動療法というと、この認知再構成法だと思われる方も多いと思いますが、これは技法の1つです。
でも、一番メジャーな技法ですね。カウンセリングの場でも多くの方がやられている技法だと思います。
(なんか、漢字が多いと難しく感じる、、、)
調子の悪い時は、自分の持っている考え方の癖やこだわりのネガティブな面が強調されてしまいます。
では、考え方の「こだわり」や「癖」をみつけましょう。
いつも自分自身に声掛けしていることは何ですか?
出来事は変わっても、最終的に自分を責めていることはありませんか?
「○○すべきだ」「絶対○○じゃなきゃいけない」などと考えると、
自分に対しても他人に対しても求めるレベルが高くなってしまいます。
そうすると、それに近づけない自分や他人を責めてしまいます。
「考え方の癖」は、必ずしも悪いものではありません。
誰でも持っているものです。
「がんばろう」「もっとやろう」という気持が意欲になって自分自身を向上させたり、
会社で良い働きができることもあります。
でも、先ほども言ったように、調子の悪い時は悲観的になりがちです。
考えの方の癖のレベルが極端に高いと、その悪い部分が強調されてしまいます。
ここをコントロールしていきます。
そこで活用する技法が、認知行動療法の「認知再構成法」というものです。
出来事や対人関係での「考え方」「捉え方」をさまざまな角度から検討して、
それに対する「考え方」や「捉え方」を柔軟にして、考えの幅を広げていきます。
考え方を広げるということは、今の考えにプラスアルファをした考えができるということです。
ネガティブにとどまらずに、いろんな考え方をしてみましょう。
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