そんなの当り前のことだ

「考え方の切り替え」

そんなの出来て当り前のことだ

と、思われる人もいると思います。

前に、どこかのカウンセラーの方が、

認知行動療法は当たり前のことすぎてカウンセリングにならない。

みたいなことをブログで書いているのを拝見しました。

その方がどのような勉強、実践をしてきたのか詳しくわかりませんが、

心理カウンセラーと名乗るのなら、精神障害や症状のことをきちんと勉強するべきだと感じました。

(その方は民間のカウンセラー養成講座でカウンセラーになった方でした)

 

「当たり前のことを当たり前にできなくなってしまう状態が、うつ状態です」

この「うつ」って表現は曲者で、最近は「新型うつ」とか流行っていますが、これは従来のうつ病とはとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっても違うものです。

というか、そもそも「うつ病」がきちんと理解されていないで「うつ病が増えている」とか言っている現実が不安。

ま、これは話すと長くなるので、「うつ病」と「新型うつ」の違いはまたあとで。

 

えーーっと、そうそう、

「こんなの簡単」と思える人は、

自己コントロール出来ている人です。

だからそう思ってもいいんですが(なぜならカウンセラーは自己コントロール出来ていると思うから)

そう思えないで苦しんでいる人がたくさんいます。

「不安」や「体調不良」で病院受診する人もたくさんいます。

このような不安や体調不良を、「弱い人間だ」と批判する人もいます。

でも、「不安」や「体調不良」で病院受診する人は、自分たちでも思っているのです。

「弱い人間だからこうなってしまったんだからもっと強くなってもっと頑張らなければ」って。

 

そういう思考だからずっと我慢する。

我慢して我慢してどうにもならなくなって病院受診する。

そういうレベルの「不安」や「体調不良」です。

それはもう、そのような思いをしたことのない人の想像を絶するレベルだと思います。

そこを忘れないでください。

 

病院受診すると薬が出ます。病院ですから。

認知行動療法のカウンセリングでは、そのような「不安」や「体調不良」を自己コントロールしていく術を勉強します。

なんかちょっと、何が言いたいのか分からなくなってきましたが、

「そんなこと当たり前だ」と思うのも、考え方の癖ってことです。

そして、その考えだけが真実とは限りません。

認知行動療法も日々ちゃんと勉強しないと、クライエントにうまく伝わっていきません。

カウンセラーの皆さんも日々精進ですね!

 

 

 

 

 

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