朝の調子の悪さは、その日の朝にはじまるものではありません。
前日の夜からはじまります。
もっと言うと、普段の生活からもうはじまっています。
前日の夜にどんなことを考えながら布団に入っていますか?
「明日〇〇だったら嫌だな」
なんて考えいたなら、思考と身体はそのようになります。
「嫌なこと」にフォーカスしているので、
「嫌なこと」にフォーカスした現実になります。
「仕事に行って〇〇さんと会うのが嫌だな」と思ったら、職場に行って〇〇さんと会ったら調子が悪くなります。
心臓がバクバクして冷や汗が出てうまくしゃべれないでしょう。
「学校に行ったら嫌なことが起こる」と思ったら、学校に行ったら嫌なことが起こります。
そうすると、
「あぁ、やっぱり嫌なことが起こった。だから学校には行きたくない」という考えになります。
自分が心配している嫌なことが起こると、心臓がバクバクして息がうまくできなくなり、大混乱に陥るかもしれません。
このような身体の反応をパニック発作といいます。
パニック発作を起こすのには理由があります。
上記のような理由です。
分かりますか?
要するに、ざっくりいうと、ものすごく嫌な言い方ですが、
自分でパニック発作を起こしています。
パニック発作が起こるような思考をしています。
職場や学校があなたに悪さをしてパニック発作を起こしているのではありません。
職場や学校に行くことをどう捉えていますか?
「またなったら嫌だな」と考えると、
またなります。
「どうせ私は必要とされていないんだ」と考えると、
同僚や友達から良い言葉をもらってもそれをスルーします。
言われなかったことにします。
もっとやらなきゃ、もっとやらなきゃなどと考えて焦りや不安を生みます。
「ちゃんとできないなんてどうしようもない自分だ」と考えると、
普段何気ない生活の中で良い感情を感じられません。
自分が思う「ちゃんと」に到達できない限り、自分はダメです。
そんな声掛けを続けていると、自己否定的になります。
だから、そのような声掛けは今すぐに変えていきましょう。
意識して新しい声掛けを考えてください。
「嫌なことは起こらない」ではないです。
「嫌なことが起こっても私は対処できる」です。
「パニック発作が起こっても私は対処できる」
「〇〇さんに馬鹿にされても、私は感情をコントロールできる」
「なぜなら〇〇だから」
この〇〇を考えてみてください。
それがあなたの強みになります。
この記事へのコメントはありません。